弁護士高島秀行の資産を守り残す法律

資産を守り残すために事前に備える賢い法律利用方法

第125回 携帯電話の2年縛りは有効? 

スマホや携帯電話は2年契約の割引プランが
普通で、ドコモもauもソフトバンクも
2年以内に解約すると違約金が取られるという仕組みになっています。
いわゆる「2年縛り」ですね。

この仕組みは、消費者にとって著しく不利だとして
消費者団体が、消費者契約法に基づき
この契約条項の差し止めを求めて訴訟を起こしました。

裁判所は、消費者に著しく不利だから無効とするものと
違約金は合理的な範囲として有効とするものとに
分かれていました。

最高裁は、この度、
消費者にとって著しく不利とは言えない
と判断し
この契約を有効と判断しました。

残念ながら、
携帯やスマホの契約を2年以内に解約すると
違約金を支払わなければならないようです。

消費者契約法では
消費者に著しく不利な条項を無効だとして
差し止める制度があります。
消費者は保護されているわけです。

逆に、消費者ではなく事業者には
消費者契約法のような保護する法律はないので
契約を結ぶときには、
自分に不利な条項が入っているかどうかを確認してから
契約を結ぶ必要があります。


( 2014/12/16 00:00 ) Category 話題の裁判・事件 | トラックバック(-) | コメント(-)
プロフィール

弁護士 高島秀行

Author:弁護士 高島秀行
第一東京弁護士会所属
東京都港区虎ノ門で
高島総合法律事務所経営
昭和40年生まれ
昭和63年慶応義塾大学法学部
法律学科卒業
平成6年弁護士登録

著書
『訴えられたらどうする!!』
『相続・遺産分割する前に読む本』
『企業のための民暴撃退マニュアル』
『Q&A改正派遣法早わかり』

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