弁護士高島秀行の資産を守り残す法律

資産を守り残すために事前に備える賢い法律利用方法

第141回 偽弁護士が法律事務所の共同経営者になっていた 

弁護士資格を持たない偽弁護士が
逮捕されました。
と言っても、日本ではなくアメリカの話です。

この偽弁護士、司法試験の結果と弁護士免許、
大学の卒業証書、弁護士登録証を偽造し
10年間も共同経営の法律事務所で
弁護士として働いていたそうです。
そして、弁護士として有能であることが認められて共同経営者にまで
なっていたそうです。

日本では、どの弁護士も弁護士会に所属しなければならず
事務所に弁護士会から広報誌や弁護士会からの連絡が届くので、
仮に、弁護士バッジや弁護士登録証や司法試験の合格証などをうまく偽造したとしても
共同事務所では、他の弁護士や事務職員から
弁護士会から全く連絡が来ないのはおかしいということになり、
直ぐにわかってしまうと思います。

しかし、一人で偽弁護士が事務所を営んでいた場合
まず、顧客となるみなさんが偽弁護士か本当の弁護士かを
区別することはできないと思います。
ただ、裁判や交渉をすると、
相手方弁護士が弁護士会の名簿等で確認したりすることが多いので
偽弁護士であることがばれてしまう可能性があります。

みなさんの周りに、事件を依頼しても相談しか受けてくれない
1人で事務所を営んでいる弁護士がいたら
偽弁護士かもしれません(冗談です)。

最近、弁護士を語る偽物からみなさんに通知が出されるケースも増えています。
弁護士かどうかは日本弁護士連合会のホームページで
検索できますので
おかしいと思ったら日弁連のホームページで連絡先を確認して
その弁護士に電話してみてください。




( 2015/04/07 00:00 ) Category 話題の裁判・事件 | トラックバック(-) | コメント(-)
プロフィール

弁護士 高島秀行

Author:弁護士 高島秀行
第一東京弁護士会所属
東京都港区虎ノ門で
高島総合法律事務所経営
昭和40年生まれ
昭和63年慶応義塾大学法学部
法律学科卒業
平成6年弁護士登録

著書
『訴えられたらどうする!!』
『相続・遺産分割する前に読む本』
『企業のための民暴撃退マニュアル』
『Q&A改正派遣法早わかり』

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