弁護士高島秀行の資産を守り残す法律

資産を守り残すために事前に備える賢い法律利用方法

第251回  エアコンによる火災で2億円もの賠償責任 

エアコンメーカーであるダイキンが
倉庫火災について2億円の和解金を支払って
解決したという報道がなされました。

報道によりますと
倉庫で火災が起きたのは
代金の製造したエアコンンの室外機の
欠陥が原因だとして
火災によって商品が焼けて
損害を被ったとして
化粧品会社と保険会社が
約6億7000万円の賠償を求めていた
ということです。

化粧品会社等原告は
火災の原因は
室外機の内部のショートが
火災の原因で
エアコンが通常有すべき安全性を
備えていなかった
と主張していたようです。

この商品(本件で言えばエアコン及び室外機)が
通常有すべき安全性を欠いていて、
これにより、生命や財産に損害を与えた場合は
商品の製造者や販売者は
被害者に賠償責任を負います。

これを「製造物責任」と言います。

この製造物責任を規定している法律は
「製造物責任法」(「PL法」とも呼ばれます)と言って
メーカーや販売者の主張立証責任を重くしています。

倉庫用のエアコンなので、
家庭用とは異なるとは思いますが
エアコン1台の不具合で何億もの賠償責任が
発生することとなるということです。
メーカーや販売者は
商品の安全性には、
気を付けているとは思いますが
改めて、注意する必要がありますね。






( 2017/06/20 00:00 ) Category 損害賠償請求 | トラックバック(-) | コメント(-)
プロフィール

弁護士 高島秀行

Author:弁護士 高島秀行
第一東京弁護士会所属
東京都港区虎ノ門で
高島総合法律事務所経営
昭和40年生まれ
昭和63年慶応義塾大学法学部
法律学科卒業
平成6年弁護士登録

著書
『訴えられたらどうする!!』
『相続・遺産分割する前に読む本』
『企業のための民暴撃退マニュアル』
『Q&A改正派遣法早わかり』

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