弁護士高島秀行の資産を守り残す法律

資産を守り残すために事前に備える賢い法律利用方法

第261回 5年超勤務で有期雇用社員が正社員になる 

契約社員など雇用期間が定められている従業員を
有期雇用社員と言います。
この有期雇用社員も、
契約の更新を重ねて、5年を超えて勤務した場合は
無期雇用、即ち正社員となるという法律ができ、施行されたのが
2013年4月です。

となると、来年(2018年)4月で、5年を超えて働き続けてきた
有期雇用社員は、
正社員となることができるということになります。

しかし、労働者の団体である連合がアンケート調査を行ったところ
有期労働者の84%が内容を知らなかったということです。

有期雇用労働者が無期雇用労働者になるためには
労働者から会社に対し申し込みをする必要がありますから
労働者が知らないということは
労働者が無期雇用社員になるための申し込みをするはずもないですから
無期雇用社員にはなれないということになります。

有期雇用社員と無期雇用社員の
一番の違いと言えば、
もちろん、1年などの契約期間があるかないか
ということになります。
この契約期間満了で、
解雇(雇い止め)ができるかどうかは
雇う側にとっては大きな違いとなります。

そこで、会社によっては
5年を超えては契約を更新しないことにするなどの対応を
取っているようです。






( 2017/09/04 00:00 ) Category 企業法務 | トラックバック(-) | コメント(-)
プロフィール

弁護士 高島秀行

Author:弁護士 高島秀行
第一東京弁護士会所属
東京都港区虎ノ門で
高島総合法律事務所経営
昭和40年生まれ
昭和63年慶応義塾大学法学部
法律学科卒業
平成6年弁護士登録

著書
『訴えられたらどうする!!』
『相続・遺産分割する前に読む本』
『企業のための民暴撃退マニュアル』
『Q&A改正派遣法早わかり』

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