弁護士高島秀行の資産を守り残す法律

資産を守り残すために事前に備える賢い法律利用方法

第279回 日航が偽メールで詐欺被害 

明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

さて、昨年末に、あまり騒がれませんでしたが
大きな詐欺事件が発覚しました。
その内容は、
日本航空が偽メールによって、
何と3億8400万円もの詐欺被害に遭った
というものです。

最近は、請求書をメールで送ることも多くなり
それに従って振り込むことも多いと思います。

日本航空が騙されたのは
取引先の担当者を装ったメールで
請求書が送られてきたという方法です。

メールアドレスや銀行口座名義は
どうだったのでしょうか。
その辺は報道されていないので
わかりませんが
メールの差出人がメールアドレスでなく
氏名等で表示されていると
メールアドレスが違っているかどうかは確認をしないと思います。
また、氏名等で表示されない場合でも
知っている相手の名前が入っていると
似たようなアドレスの場合あまり疑わないのが普通だと思います。

銀行口座もいつも支払っている相手名義となっていたのかもしれません。

メールでは、比較的なりすましはしやすいですが
取引相手になりすますのは
取引相手の会社名や担当者名を知った上で
同じような名義の銀行口座を持たないと
なりすますことはできません。

そこで、
日本航空の担当者も
まさかなりすましの偽メールだとは疑わなかったのでしょう。

しかし、実際に3億8400万円もの詐欺事件は起きてしまいました。

メールで請求書をもらっている場合
相手のアドレスや振込口座をよくよく確認する必要がありそうです。
( 2018/01/09 00:00 ) Category 話題の裁判・事件 | トラックバック(-) | コメント(-)
プロフィール

弁護士 高島秀行

Author:弁護士 高島秀行
第一東京弁護士会所属
東京都港区虎ノ門で
高島総合法律事務所経営
昭和40年生まれ
昭和63年慶応義塾大学法学部
法律学科卒業
平成6年弁護士登録

著書
『訴えられたらどうする!!』
『相続・遺産分割する前に読む本』
『企業のための民暴撃退マニュアル』
『Q&A改正派遣法早わかり』

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