弁護士高島秀行の資産を守り残す法律

資産を守り残すために事前に備える賢い法律利用方法

第287回 民法の債権法に続いて相続法も改正 

個人間の紛争や
個人と会社の紛争、会社間の紛争など
いわゆる民事事件の解決の基本となる
民法の債権法が改正されたのは、
昨年のことです。
施行は、平成32年4月1日です。
(そのときは平成ではなくなっていると思いますが)

ということで、弁護士としては
改正法を勉強しないといけないわけです。
そう思っていたら、
相続法の改正案が国会に提出されたようです。
裁量労働制などの問題があり
今国会で改正法が可決されるかどうかは
わかりませんが、
債権法に続いて
相続法も変わることとなります。

債権法、相続法と言っていますが
どちらも、民法という法律の一部で、
債権法や相続法という名前の法律はありません。

民法の債権に関する分野の法律を
「債権法」と呼んでいて
民法の相続に関する分野の法律を
「相続法」と呼んでいます。

ここで、債権(さいけん)というのは、人や会社に対する請求権のこと
を言います。
裁判のほとんどが、人や会社に対する請求権の問題ですから
ほとんどが債権法の問題となります。
大学に入学してから法律を勉強して34年間。
もちろん、司法試験のために勉強したのも
今の民法で、
仕組みや制度、結論、判例等の考え方は
身に付いています。
それが変わるとなると、
なかなか慣れるまでは大変です。

まだ施行まで、2年あるので勉強すれば何とかなりそうですが
しかし、その施行までの2年間は、
これまでの法律が適用になるところが
曲者です。

この民法改正は
債権法だけでも大変なのに
続いて相続法までも変わるということです。

みなさんのお役に立てるよう
頑張って、改正法を勉強することにしたいと思います。

改正法施行までにお話ししても
実際には適用されないので
改正法が施行されたら
改正法についてお話をしたいと思います。
( 2018/03/06 00:00 ) Category 相続・遺産分割 | トラックバック(-) | コメント(-)
プロフィール

弁護士 高島秀行

Author:弁護士 高島秀行
第一東京弁護士会所属
東京都港区虎ノ門で
高島総合法律事務所経営
昭和40年生まれ
昭和63年慶応義塾大学法学部
法律学科卒業
平成6年弁護士登録

著書
『訴えられたらどうする!!』
『相続・遺産分割する前に読む本』
『企業のための民暴撃退マニュアル』
『Q&A改正派遣法早わかり』

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