弁護士高島秀行の資産を守り残す法律

資産を守り残すために事前に備える賢い法律利用方法

第313回 規約違反の民泊は差し止め請求が可能です 

外国人旅行者の増加に伴い
都心や観光地では、ホテルが不足している
と言います。

そこで、マンションの一室を短期間の旅行者に貸す
民泊が増えています。

民泊は、大きな規制を受ける旅館業に当たるか問題となっていましたが
住宅宿泊事業法が制定され、
年間180日以内であれば
役所への届出により、簡易な規制で可能となりました。

しかし、民泊を行うと、
自分や自分の家族が住んでいる居住用のマンションに、
外国人旅行者等不特定多数の知らない人が出入りすることになります。

そこで、マンションの所有者で作る管理組合の規約で
民泊を禁止することが可能です。

今回、管理組合規約で民泊を禁止したにもかかわらず
民泊を募集し続けたということで
管理組合がマンションの所有者に対し
民泊の差し止めと弁護士費用を請求した事件で
裁判所はこれを認める判決を出しました。

自分のマンションで民泊が行われていて迷惑を受けている方は
管理組合の規約で禁止しているか確認をして
禁止されていれば差し止め請求を検討されたらよいと思います。



( 2018/09/11 00:00 ) Category 不動産 | トラックバック(-) | コメント(-)
プロフィール

弁護士 高島秀行

Author:弁護士 高島秀行
第一東京弁護士会所属
東京都港区虎ノ門で
高島総合法律事務所経営
昭和40年生まれ
昭和63年慶応義塾大学法学部
法律学科卒業
平成6年弁護士登録

著書
『訴えられたらどうする!!』
『相続・遺産分割する前に読む本』
『企業のための民暴撃退マニュアル』
『Q&A改正派遣法早わかり』

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