弁護士高島秀行の資産を守り残す法律

資産を守り残すために事前に備える賢い法律利用方法

第350回 財産目録は自筆でなくてもよくなりました(改正相続法4) 

ここ何週間にわたっては
改正相続法の説明をしています。

今回は、7月1日から施行されるのではなく
もう今年の1月13日に施行されてしまっている
改正相続法の話となります。

遺言書には、公証役場で作る公正証書遺言と
作成者が自分で書く自筆証書遺言があります。

相続法の改正では、自筆証書遺言の作成方法が緩和されました。

自筆証書遺言は、これまで全文を自筆で書かなければなりませんでした。
そうなると、財産が多い場合、不動産や預金のある銀行名など財産について全部
手書きをしなければならないということとなります。
これは、遺言を書こうとする人にとってとても面倒です。

そこで、改正相続法では、財産目録については
パソコンで作成したり
通帳のコピーを添付したりすればよいこととされました。

ただし、これらの財産目録については、
偽造防止のために署名捺印が必要になっていますので
注意が必要となります。

このように、自筆証書遺言の作成方法がこれまでよりも
簡単になりましたので、将来起こる相続のために
自筆証書遺言を作成してみてはいかがでしょうか。

自筆証書遺言については、みなさんが利用しやすいように
もう1つ法律が改正されました。
それについては、また来週説明することにしたいと思います。




( 2019/06/18 00:00 ) Category 未分類 | トラックバック(-) | コメント(-)
プロフィール

弁護士 高島秀行

Author:弁護士 高島秀行
第一東京弁護士会所属
東京都港区虎ノ門で
高島総合法律事務所経営
昭和40年生まれ
昭和63年慶応義塾大学法学部
法律学科卒業
平成6年弁護士登録

著書
『訴えられたらどうする!!』
『相続・遺産分割する前に読む本』
『企業のための民暴撃退マニュアル』
『Q&A改正派遣法早わかり』

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